上部の目次から項目をお選びください。

Q&A 受診すべき診療科・病院



受診すべき診療科・病院
Q.  普通に生活できる程度の痛みやしびれがあり、自分で骨転移の不安を感じた時、最初に受診するのは腫瘍専門の先生のいらっしゃる整形外科でしょうか。それとも乳がん患者の場合は乳腺の先生でしょうか。講演では主治医の先生にとの話でしたが、再度お尋ねします。私自身、乳がんの先生に当初は骨転移と言われ、その後、整形の先生に違うと言われた経験があり、友人(他病院の人)にも同様のケースがあった為。(乳がん)
A.  まず主治医の先生に相談なさって下さい。骨折や麻痺に至らないようにすることが目標です。最初のうちは画像で判断がつきにくい場合もあるかもしれません。継続してかかっておくことや、痛みが続いていたり悪化している場合は、臆することなく伝えること、そして「骨転移大丈夫でしょうか?」と骨転移のことを心配していることも伝えて説明を求めましょう。

Q.  主治医のいる病院は遠く、近くの整形外科医に頼りたくても、前回のようなことがあると、とても不安です。乳がんで通院していなくても近所のがん拠点病院に行く方がいいのでしょうか。昨年右足にしびれを感じ、3〜4か月たっても改善されないため、近所の整形外科にゆきました、乳がん治療中(アリミデックス服用)であることを何度も説明したにもかかわらず、骨転移を調べることはしませんでした。結局その病院では改善されず、主治医に相談しましたが、直近のPET画像から骨転移はないと判断され、しびれ専門のお医者様を紹介されてしびれは改善しました。(乳がん患者)
A.  骨転移への警戒が十分でない医師もいることは確かです。近医が非常に役立つ方もおられるので、ご質問のケースが一般的と拡大解釈はご勘弁願いたいところです。ただ、この問題は、別の医院に行ってみる、早めに主治医の病院へ受診するように予約変更するなどで、当面対処するしかありませんが、骨転移が今後増えてくる時代で社会的に認知されるよう求めていく必要を感じるところなのです。メディアの方にも協力者が現われてきていますが、がん患者さんの声が一番力になるのです。イデアフォーに声を集めていくのも一つの方法です。私一人の力だけでは現状を変えることができず、こうして皆さんの協力を求めています。

Q.  年数がたっているので、どこの病院に行っていいのかわからない。(乳がん患者・骨転移なし)
A.  乳癌自体のご心配ならお近くの外科へ。骨転移を心配するような痛みがあるのならお近くの整形外科へ。

Q.  ホルモン療法5年目に入っていますが、右肩痛、左手首関節痛、最近は右手首関節痛が起きています。薬による副作用なのか、近所の町の整形外科医に行って,X線で見てもらったのですが、痛みの原因はよく判りませんでした。副作用なのか、骨転移等であるのかよく判りません。東京方面にいらっしゃる腫瘍整形外科医を教えて下さい。(乳がん患者)
A.  少なくとも「これぞ原因!」と判明する所見はなかったと思われます。骨転移はまずは骨折や麻痺のリスクとなるような危険な病変を、お近くの先生では判断してもらえればまず十分です。痛みが増強してきているなら主治医の診察を早めて、相談に行くのが先決です。

Q.  乳がんV期、未再発で8年です。まだまだ骨転移の不安は大きいです。東京在住ですが、おすすめの病院やドクターを教えて下さい。(乳がん患者・骨転移なし)
A.  現状では、全ての乳がん患者さんをカバーできるほど、腫瘍整形外科医は育成されていません。まず前述してきた通り、主治医の先生との相談を優先して下さい。お願い致します。骨折や麻痺の危険があると診断されている場合や、治療方針について医療者側の説明が不十分でより詳しい説明を求めたい場合などに、主治医の先生を通じて経過を記述した紹介状とこれまでの画像検査の結果などを持って受診手続して頂かないと、ただ体一つで受診しても結局ご期待に沿えるような的確な、説明や回答をすることができません。
腫瘍整形外科医の一覧ができる情報源がほとんどありません。とくに複数のスタッフがおり教育ができるレベルの医療機関としては、JMOG(骨軟部肉腫治療研究会)のサイト(http://www.jmog.jp/index.html)があります。この他にも少ない人数ながら専門医がいる病院があるかと思いますが、一覧として公開されている情報源がないのが実情です。

Q.  首都圏で信頼できる腫瘍整形外科医のいる病院を教えて下さい。(できれば複数)(乳がん患者・骨転移なし)
A.  上述の通りですが、主治医の先生とよく相談の上、診療情報提供書を必ず作成してもらっての受診が最低限必要です。また安易な受診が殺到しますと、結果的に困ったときに利用しづらい状況に陥る可能性が十分あります。骨転移は生涯に2人に1人が経験する癌と、切っても切り離せない問題であり、それでいて腫瘍整形外科医は全国に数百人しかいない現状をご理解下さい。「これでは困る!」の声を上げて頂く方が、誰しも安心して生活できることにつながります。

その他
Q. 骨形成でマーカーが上昇することはありますか。2006年に骨転移して、ウィークリータキソールとゾメタ、リュープリン開始。2009年に肋骨を骨折しました。2011年にCA15?3が上昇してきたので、CT検査したところ、骨折部位が肥大していました。(2p位)。2012年のCTでさらに肥大(2.5cm〜3cm位)していたので、これまでの治療にアバスチンをプラスした。しかし、CEA・CA15-3ともに上昇。2013年に骨軟部組織腫瘍科整形外科で相談し、骨生検を行いました。結果は良性。骨折後の骨形成でした。初発治療の放射線照射の影響により、正常に骨形成がされなかったとのこと。その後もマーカーは上昇していますが、他臓器、リンパに転移はありません。(乳がん患者・骨転移あり)
A.  個別事例のため回答控えます。

Q.  日頃から骨密度を測っておくことは骨転移に対する備えとなり得ますか?
A.  前述

Q.  「立てなくなったら48時間以内がタイムリミット」どうしてなのか教えて下さい。
A.  質問の主旨が分かりませんが、治療を行っても回復の見込みがなくなってしまうためです。詳しいメカニズムをおたずねでしたら、詳細は割愛させて下さい。

Q.  初発の乳がんから最長何年位たって、骨転移が現れることがあるのでしょうか?
A.  まれに10年越えての骨転移が経験されています。

Q.  乳がんなので、あばら骨に転移するのかと考えていましたが、胸骨にはあまりないのでしょうか?
A.  解説参照

Q.  講演でのガン転移から便が出なくなるとか言われました。尾骨転移から便の出る異状は起きますか。病院に行っていないので、わかりません。
A.  脊髄の麻痺が重篤になると膀胱直腸障害といって、神経の働きの一つである排泄のコントロールも失われるためです。尾骨転移はきわめて稀で経験がありません。

Q.  骨転移が(あばら骨に)再発した時にあったのですが、治療で消えました。病状が進んだら同じ場所に出てくるんでしょうか?
A.  再燃してきたら、まずは元あった場所は要注意箇所になります。
Copyright (C) 1998-2017 ideafour All Rights Reserved.