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Q&A 早期発見に関する質問



検査や早期発見に関する質問
痛みの判別
Q.  椎間板ヘルニアの持病があるが、痛みに違いはあるでしょうか。(乳がん患者・骨転移なし)
Q.  神経痛と病変の違いはわかるものなのかどうか?(乳がん患者・骨転移なし)
Q.  乳がんでホルモン治療をしていると、ひどい肩コリや関節痛があります。また、全摘すると健側に腰痛が生じます。これらの痛みは、治療開始と同時、あるいはしばらく経ってから始まり持続するため、骨転移ではないかと疑ってしまいます。こうした治療に伴う関節や骨のまわりの痛みと骨転移を、痛みの状態で患者は区別することは出来ますか?(乳がん患者・骨転移なし)
Q.  内服抗がん剤とホルモン治療中なのですが、副作用による関節の痛み等との判別も出来るのでしょうか?(乳がん患者・骨転移なし)
Q.  現在抗がん剤投与中です。手足の先にしびれがあります。クスリの副作用と思っていますが、抗がん剤の治療中でも骨転移はあるのでしょうか。ふらつきも同様にあります。クスリからくる副作用とのちがいを教えて下さい。(乳がん患者・骨転移なし)
Q.  骨転移の痛みと、ホルモン療法(アリミデックスなど)の副作用による関節の痛みとの見分け方。(乳がん患者・骨転移なし)
A. 「Q&A 骨転移の基本情報」の記載を参照下さい。

自覚症状の意味
Q. 痛みが出るまで何もできないのでしょうか。お話にあったように、少しの痛みなら我慢してしまうので心配です。(乳がん患者・骨転移なし)
A. 無症候性といい、骨転移があっても症状がない方がほとんどです。この場合は、ゾメタやランマークといった骨転移の進行を遅らせる治療を行うことが広く行われています。このお薬が普及したことにより、多くの恩恵を受けています。これも立派な治療です。戦前生まれの方など、我慢してしまう年代の方は要注意です。とくに注意すべき痛みの特徴は上記の通りです。痛みはご自身でしかキャッチできません。我慢は禁物と考えるようにして下さい。

Q. 86歳女性、3年前PETで右肺に2点陰影あり。肺がんと診断される。「検査入院しても、体力的に手術は出来ないかも」という医師の言葉で、検査を断念。本人も手術する意志は今はない。1年前から、左大腿部痛を訴え始めた。今日にいたるまで痛みのある日が続いている。歩くとき、座位で痛みがあり、横になるとない。大腿部のMRI写真では転移なしといわれたが、心配なら腰の写真を撮るかといわれている。
A. 今日肺癌の骨転移の有無を診断する際、その部位をMRIで調べるのが最も精密な検査法です。MRIで所見が出ていないとなれば、大腿骨の転移は否定できることになります。その他の痛みの原因として、腰椎に原因がないか探ろうとしているのが、現在の担当医の方針で、妥当な判断と思われます。

Q. 日常生活で注目しておくべき事、症状はありますか。
A. 簡潔な質問ながら、多岐にわたる回答を要します。他の質問事項の回答におおよそ網羅されています。ご参照ください。

Q. しびれ(手、足先)が時折ある場合はどこかに病変があるものと考えた方が良いか?(乳がん患者・骨転移なし)
A. 上記の痛みの部位の解説にあるように、手足の末梢のしびれは、多くの場合骨転移との関連性は乏しいと考えられます。

Q. 尾てい骨が痛むのですが、そんな所に骨転移とかありますか?(乳がん患者・骨転移なし)
A. 尾てい骨と俗に言われるのは、骨盤だと思いますが、骨盤は骨転移が生じやすい骨です。ちなみにお猿さんのしっぽの名残である尾骨という小さな骨がありますが、ここへの転移はまだ私は見たことがありません。体重も支えないし、人間はしっぽを振ることもできませんので、恐れる必要のない部位です。もし発見しても、よほど痛みが顕著になれば放射線治療をすることになりますが、当面はゾメタ・ランマークの治療だけになると思います。

Q. 「痛み」とはどんな痛みなのかわからなくて不安です。五十肩の痛みが長く続いているためなのかと思っていましたが、ずっと上腕に痛みがあるので。骨を触ると痛いのですが?(乳がん患者・骨転移なし)
A. すでに長い経過があり、骨転移は否定的と思われます。受診時に必ず、骨転移の関連性がないか主治医に確認してください。すでに痛みを抱えていらっしゃる方は相当数おられると思います。まずはその痛みが骨転移かどうかは、相談なさって下さい。否定されれば、その後に上乗せされてくる痛みに留意するようにします。今までより明らかに痛みが増した、頻度が増した、別の部位が痛くなった、などです。注意すべき痛みの部位は、上記の解説で確認してください。

Q. 半年前に乳がん片方全摘。今鎖骨下胸(乳房の上)、セキ、くしゃみしても痛くなり、(1か所)骨転移の際、どのように気をつけたらよいか教えて下さい。(乳がん患者・骨転移なし)
A. 前質問の方と、対応法は基本同じ。

Q. 乳がんに罹る前から、時々関節の痛みが起こることがあったのですが、その痛みと、骨転移の痛みとの判別の方法があれば知りたいです。(乳がん患者・骨転移なし)
A. 前々質問の方と、対応法は基本同じ。

Q. 痛みの判別ですが、骨が痛むというのはどのような感じですか?胸骨がよく痛み、主治医に訴えても、肋間神経痛ではと言われます。夜中に目が覚めるくらい痛いのが骨転移ですとも言われましたが、そのレベルになる前にも痛みはあるのなら、骨の痛みの感覚を教えて頂きたくお願いいたします。(乳がん患者・骨転移なし)
A. 痛みは主観的なもののため、どのような痛みかを解説するのは適切ではありません。むしろ部位や、時間の経過などをお伝えするように留めています。多くの痛みの質問を頂いていますが、ご自身で判断するのはやはり避けて頂きたく、対処法は前述と同じです。

Q. いつも関節が痛くなると、骨転移かとドキドキします。先生のお話から、痛みが同じ状態であるのではなく、少しずつ悪化してゆく痛みが転移と理解してよろしいでしょうか。(乳がん患者・骨転移なし)
A. おっしゃる通りです。徐々に悪化する経過を我々は重要視しています。

Q. 骨転移の痛みは、どういう痛みから始まりますか?(なんとなく肩こりが直らないとか、腰が痛い、マッサージなどでも良くならない)など。(乳がん患者・骨転移なし)
A. おっしゃるような症状もありえるでしょう。初期症状は不定で、診断価値の高い特定の症状がある訳ではありません。ただ、例えば腫瘍マーカーが安定して推移している、最近開始になったお薬が非常に良く効いている、など癌の勢いが安定しているときは、骨転移があらたにどんどん出現することはありませんので、症状のみならず病状全体の状況から骨転移ではないことがすぐに分かる場合が多々あります。乳癌の先生方は、がん診療全体でも骨転移の診療レベルは高く、骨転移ではありませんと言われたら必要以上に気に病むことのないようになさって下さい。むしろ以降の痛みの経過をご自身で観察を続けておくことが重要となります。

Q. 痛みが出ないこともあるのでしょうか?(患者・骨転移なし)
A.症状のない骨転移が実は大多数です。病状が進行して、骨が少しずつ弱くなって、ある時点から痛みが生じてくるようになります。無症候性の骨転移は、ゾメタやランマークでの治療が標準です。

Q. 階段が昇りにくい(痛みで)、体の移動(立ち上がった時にとくに多い)で強い痛みがあり、寝ている時もひどく痛む等ありますが、2ヶ月程前整形で大丈夫といわれました。歩行はのぼりがきついですが歩けます。どうしたら治るでしょうか。(乳がん患者・骨転移なし)
A. 骨転移の問題ではないようですので、ここでは回答は控えさせていただきます。その質問を是非お近くの整形の先生にたずねてみましょう。
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