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患者にとっての臨床試験と情報公開


2010年12月1日、世話人・中澤幾子がシンポジウム「臨床試験と情報公開」で「患者にとっての臨床試験と情報公開」の講演をしました。


イデアフォーと臨床試験

・1989年、乳がんを乳房温存療法で治療した患者たちが立ち上げた会。彼女たちが温存療法を選択したのは、乳房を全摘しても温存しても、生存率は変わらないというEBMがあったから。
・すでに欧米ではT・U期の乳がんの標準治療が温存療法という合意があったにもかかわらず、1992年、乳房温存療法と乳房切除の多施設ランダム化比較試験が行われるとの報道があり、反対意見を表明。
・1997年、抗がん剤比較試験「腋窩リンパ節転移陰性ハイリスク乳がん患者を対象としたUFTとCMFに関する術後補助療法無作為化比較試験」(NSAS-BC-01)のプロトコールや説明同意書に納得できないと感じ、中止を求める活動を開始。臨床試験の学習が必要となった。


「イデアフォー臨床試験ワークショップ」で学んだこと

第1回臨床試験ワークショップ:1997.2.7〜14(5日間)
第2回臨床試験ワークショップ:2000.3.4〜18(5日間)

・臨床試験は治療ではない→目の前の患者個人の治療を目的としない
・「人体実験じゃないの?」→評価を目的として、人を用いて、意図的に開始する、科学的実験であり、基本的には治療ではない
・治療に参加すれば新しい薬を使える→とは限らない。比較試験であれば、対照薬・プラセボのグループになるかもしれない。希望する治療を受けることが目的ではない。

以下PDF資料 → 101201 「患者にとっての臨床試験と情報公開」

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